お家の各部屋のカビ対策はしていますか?雨の多い梅雨の時期だけでなく、加湿器を使用する時期など、カビはいつ突然に発生するかわかりません。1度発生するとすごい繁殖力です。カビとはなるべく無縁で過ごすための対策をいくつか紹介します。
カビはどこにでも発生するの?
カビは水周りにだけ発生するわけではありません。カビが生える条件さえ整えばどこにでも発生します。条件は湿度がだいたい80%・気温が20~30度でほこりや汚れを栄養とし繁殖します。カビの胞子はタンポポの綿毛のように空中を飛んで居心地の良い場所を見つけてそこで繁殖していきます。
特に水周りが条件としては多いのですが、加湿器を使うう冬には部屋の窓が結露し最適な場所に変化するのです。ですから各部屋油断はできません。
湿気取りでは追いつかない…
建っている家の場所によっては土地柄上、もともと湿気の溜まりやすいところがあります。そうなると湿気取りやすのこなどのアイテムを使用しても湿気の量がすごくてなかなか対策しきれない状況の方もいらっしゃると思います。
実際そのような場所に住んでいた方が特に何も対策をせず、「仕事で家を空けて2~3か月後に帰ってきたら、カビとともにキノコのようなものが生えていた」という考えただけでも恐ろしい話を聞いたことがあります。
別の家族は同じような湿気の溜まりやすい場所に住み、一般的な対策はしていたのですが、そこのお子さんはよく体調を崩して保育園をお休みすることが多く、しかも喘息のような咳をしていたのを覚えています。
多分湿気でどこかにカビが発生し、それが原因で抵抗力が落ち、病気しやすくなったのでしょう。私もそのアパートの1室に住んだことがあります。
家の壁を見てすぐにここはカビが発生しやすいだろうと感じ、なるべく必要最小限のものしか物を持たないようにし、押入れにもほとんど物を収納せず、収納したとしても電化製品やカビの生えにくいもの、または衣類などには大量の除湿剤を入れて周りに湿気取りを置いていました。
もちろん換気は毎日必要以上にしましたが、それで完全に防げていたかと言うと自信ありません。本当に対策するには高い光熱費を払って、冷暖房を使い続けるしかないのかもしれません。
結局は掃除です!
日の当たり方、土地の湿度によりカビの発生率は違うものの、どこに住んでいてもカビは発生する可能性があります。
対策として小さいもので言えば除湿剤・すのこなどの除湿アイテム、そして大きいものでは除湿機に加え扇風機を使用し湿度を50%程度に下げるのも手です。
そして一番大事なのはなんといっても掃除です。消毒用エタノールでカビ予防をしながら、マメに各部屋の特にカビの発生しやすい場所を掃除し、カビの栄養となるホコリや汚れを取り除くことがカビの発生を少しでも抑える方法です。
まとめ
こまめな掃除は手間がかかり面倒に思えますが、カビが生えるともっと大変です。無理ない程度に毎日できる場所を掃除し、換気や除湿アイテムで快適なお部屋作りをしましょう!