お風呂場のカビにお困りという方も多いかもしれません。見た目が「ちょっと」なことはもちろんですが、これが原因で病気になってしまうこともあるんです。ここでは、お風呂場のカビで病気になる原因や対処法についてまとめていきます。
お風呂場のカビで病気になる?原因は?
お風呂場で発生するカビには、「トリコスポロン」や「クラドスポリウム」などがあります。ここでは、この2つが原因となって引き起こされる病気について見ていきます。
トリコスポロンの場合
トリコスポロンが原因となって引き起こされる病気には、「夏型過敏性肺炎」という病気があります。過敏性肺炎とは、一般的に空気中のチリやホコリを吸い込むことで発症する肺炎を指します。
発症すると、咳や発熱、呼吸困難といった一般的な肺炎と同様の症状が引き起こされます。
クラドスポリウムの場合
俗に「クロカビ」とも呼ばれるクラドスポリウムですが、このカビが原因となって引き起こされる病気には、「アレルギー症状」があります。
具体的には、「気管支喘息」や「アレルギー性鼻炎」といった病気になる可能性があります。また、気管支喘息とアレルギー性鼻炎については、下記のページで詳しく紹介しています。
お風呂場のカビへの対処法
病気を引き起こすこともあるお風呂場のカビですが、どのように対処していくのが良いのでしょうか?
お風呂場のカビを除去する方法には、さまざまなものがありますが、ここでは、お酢と重曹を使った方法を紹介していきます。
用意するもの
- お酢
- 水
- 重曹
- スプレー容器(お酢1:水2で入れましょう)
- スポンジ
- タオル
やり方
- 目に付いたカビにスプレーを吹きかけます。
- スプレーを吹き付けた部分に重曹をかけます。
- 1時間ほど放置します。
- スポンジで優しく擦ります。
- 乾いたタオルで拭き取ります。
- 最後にもう一度、スプレーを吹き付けます。
お酢の抗菌作用と重曹のクレンジング力でカビを綺麗に除去することができます。他にも、さまざまなやり方があるので、いろいろと調べてみて一番やりやすい方法でやってみてくださいね。
まとめ
今回は、お風呂場のカビで病気になる可能性や対処法について見てきました。浴室は毎日使うものですので、室内の他の部分と比べるとカビが発生しやすくなっています。ですので、定期的にケアをするようにしてくださいね。