子供がアタマジラミに感染してしまうと、頭を掻きむしったり、退治に手間を取られたりとなかなか大変なものです。普段から、何に気を付ければ予防できるのか、それぞれのシーン毎にご紹介致します。
保育園や幼稚園、学校で
最もアタマジラミに感染しやすい場所は、子供が多く集まる場所です。幼稚園や保育園、学校など集団で行動する場所は一番気を付けなければいけません。
かといって、親である自分が見張れるところでもないので、子供にきちんと説明し、理解して実行してもらうことが重要となってきます。
園や学校で
帽子の貸し借りをしない、また、プールの後などで頭を拭いたタオルを友達同士で貸し借りしないようにさせましょう。
特に女の子はヘアブラシや櫛で梳かし合いをすることも、遊びの中で行っているかもしれません。極度にならない程度に、子供に言い聞かせておけば自発的に気をつけていってくれることでしょう。
リビングで
アタマジラミがついた髪の毛が床に落ちている可能性もあります。フローリングの場合は、比較的掃除が楽ですが、カーペットなど絡みやすい素材には、粘着性のあるテープやコロコロで掃除をしてください。
畳の場合は、ほうきがけや掃除機で吸い取った後、雑巾でふき取るのが効果的です。寝室に近い床ほど、念入りに掃除をしましょう。
浴室で
一人でシャンプーができる子供でも、仕上げとしてパパやママが髪を洗ってあげるのが良いでしょう。自分では洗い切れていない部分や、力が足りずに上手に汚れを落としきれていない部分もあります。
そういった部分をきちんと洗ってあげることで、アタマジラミの成虫・幼虫を退治することができるのです。
寝室で
布団やベッドは毎日使用するものです。当然、髪の毛は落ち、フケや汚れが溜まっていきます。
特に枕カバーを綺麗に保つことは、アタマジラミの感染を予防する手段の一つでもあります。枕カバーだけでなく、掛け布団、シーツなどの寝具はこまめに洗濯しておきましょう。
冬シーズン
寒くなってくると毎日身に着ける人が多いマフラーやニット帽は、洗う機会も少ないので要注意です。よく使用する小物はきちんと洗濯をして清潔を保つことを心がけましょう。
まとめ
アタマジラミの予防は、そんなに難しいことではありません。毎日の日常生活の中で、少し時間をかければできることです。
アタマジラミにかかっていいことは一つもありません。痒いうえに、お金も、手間もかかるからです。お子様の元気な笑顔を守るために、コツコツと地道な努力を続けていきましょう。