毛虫に刺されると皮膚がかぶれたり、湿疹が出たりしたということをご存知の方も多いかもしれません。ですが、どのように対処すればいいのかを知っている方は少ないかと思います。ここでは、そんな毛虫かぶれや湿疹の症状の治療法についてまとめていきます。
目次
応急処置の方法
まずは、毛虫に刺されたときに、まず、どうすべきかについて学んでいきましょう。
毒針毛を抜く
毛虫に刺されたら、刺さっている毒針毛を抜くようにしましょう。抜き方としては、ガムテープやセロハンテープなどを輪っか状に繋ぎ、患部をペタペタする感じでOKです。
水で洗い流す
毒針毛を除去し終えたら、次は患部を水で洗い流しましょう。このときに、手を使って患部を擦ってしまうと取りきれなかった毒針が肌に食い込んでしまうことがあるので、注意しなければなりません。
冷やす
流水でしっかりと洗い終えたら、アイスノンや保冷剤などを使って、患部を冷やしてあげてください。
このときに直接冷やすとアイスノンや保冷剤が肌にくっついてしまうことがあるので、タオルなどで包んでる冷やすようにしましょう。
薬を塗る
ある程度、冷やし終えたら、患部にステロイド系や抗ヒスタミンの薬を塗布しましょう。(記事の後半では、おすすめの塗り薬を紹介していきます。)
治療におすすめの塗り薬
ここでは、ステロイド配合や抗ヒスタミン効果のある、おすすめの塗り薬を紹介していきたいと思います。
リンデロンVG軟膏
市販薬ではないので入手はしにくいかと思いますが、含有されているステロイドの抗炎作用はかなり強力なので、すでにこちらの軟膏を持っている場合は使ってみてください。
また、リンデロンVG軟膏については下記のページでも詳しく紹介しています。
フルコートf軟膏
田辺三菱製薬から販売されているフルコートf軟膏ですが、こちらも優れた抗炎作用を持っているので、かぶれや湿疹の症状に効果的です。
また、フルコートfについては、こちらの記事でも詳しく紹介しています。
ムヒアルファEX
池田模範堂から販売されているムヒアルファEXは、「虫刺されにはムヒ」というCMもあるように虫刺されのために作られたお薬です。また、塗った後もベタつくかず、さらっとした使用感なのもGOODです!
また、ムヒアルファEXについては、こちらの記事でも詳しく紹介しています。
まとめ
毛虫に刺されたとしても応急処置をしっかりと行えば大事に至らない場合が多いです。また、稀にアナフィラキシー症状を引き起こすこともあるので、刺された直後に目眩や呼吸困難のような症状が現れたら、すぐに病院に行くようにしてください。