背中の毒針毛に刺されると肌がかぶれたり、かゆくなったりすることのある毛虫ですが、刺されないためにはどのような対策を取るのが良いのでしょうか?ここでは、毛虫対策におすすめの方法を一覧にして紹介していきます。
毛虫が出やすい場所には行かない!
まず、毛虫に刺されないために毛虫が出やすい場所へはなるべく行かないようにしましょう。毛虫の出やすい場所には、公園や学校、庭などの植物が生えている場所ならどこにでも発生する可能性があります。
最近よく耳にするチャドクガの幼虫は、ツバキやスズランを好む傾向があります。ですので、これらの植物が生えている公園や学校に出かける際には垣根などに近づかないように注意してください。
とくに好奇心旺盛な小さなお子さんですと、生垣の下でもグイグイと進んでいってしまうことがあります。このときに刺されてしまうこともあるので、できるだけ目を離さないようにすると良いでしょう。
服装にも注意しましょう!
毛虫の厄介なところは、毒針毛が細く・小さく・抜けてからでも毒性を持っているという点です。とくに綿素材の服の場合は、繊維の隙間からでも毛が入り込んで皮膚についてしまうことがあります。
できれば、ナイロン製やゴアテックス素材の服を身につけると繊維の間から毛が入り込んでしまうことがないので、先ほど紹介した場所に出かける際には、こういった服装をすると良いでしょう。
庭の毛虫対策は?
庭の毛虫対策におすすめの方法に「剪定(せんてい)」という方法があります。ガーデニングを趣味にしている方ならご存知の方も多いかもしれませんね。
具体的には、植物の枝や葉を切り落として、風通りをよくしたり、形を整えたりすることを指します。
とくに庭に生えている植物の葉先などに毛虫の卵を見つけたら、葉ごとむしり取るようにすると孵化して大量発生するのを防ぐことができます。
虫除け用の園芸用品を使う!
園芸用品の中には撒くだけで毛虫などの害虫を寄りにくくしてくれるものもあります。画像の「虫よらず」は植物原料で作られていて農薬が入っていないので安心してご利用いただけます。
使い方も害虫の寄ってきそうな場所に撒くだけでよいので手間がかからず、おすすめな商品になります。
まとめ
今回は、毛虫対策におすすめの方法をまとめてきました。一番良いのは、毛虫が出そうな場所には近づかないということですが、少し難しいかもしれません。
ですので、そういった場所に行く場合には、ナイロン製やゴアテックス素材の服を身につけるようにしてください。
また、家に庭がある場合には、剪定をしたり、虫除け用の園芸用品を使って毛虫が寄りつかないように対策することもおすすめです。