便秘が続くとつらいですよね。お腹がはって苦しいし、食欲もなくなります。ニキビや吹き出物も増えます。スッキリしたいと思っても、なかなか思うように出てくれません。
便秘の原因は、腸の蠕動運動の低下や水分摂取量の減少などがありますが、女性の場合はホルモンの影響で便秘になりやすい時期があります。
今回は、そんな便秘の症状におすすめのスラーリア便秘薬の効果や副作用について解説していきます。
効果
スラーリア便秘薬は、酸化マグネシウムを使った便秘薬で、錠剤は服用後すばやく崩れて成分が腸まで届くので、効果があらわれるのが早く、習慣性になりにくい便秘薬です。また、腸を刺激しにくいので、服用後にお腹が痛くなることが少ないのも特徴です。
便秘の状態では、便の中の水分が吸収されすぎて、便が固くなり排出しにくくなっています。大腸にマグネシウムがと届くと、腸内の浸透圧が高くなり、腸内に水分が移動してきます。
その水分で便が軟らかくなり、腸の運動がはじまり、水とともに便を排出することによって便秘を解消します。肌あれや吹き出物、腹部膨満感、食欲不振、腸内異常発酵などの便秘にともなう症状も改善します。
使用方法ですが、次の量を空腹時に水またはお湯で服用してください。服用回数は、1日1回です。コップ2~3杯以上の水で服用すると、より効果があります。
また、用量は年齢ごとに異なりますので、以下の表を参考にしていただければと思います。
年齢 | 用量 |
大人(15歳以上) | 3~6錠 |
11歳以上15歳未満 | 2~4錠 |
7歳以上11歳未満 | 1~3錠 |
5歳以上7歳未満 | 1~2錠 |
5歳未満 | 服用しないこと |
初回は最小量を服用し、便通の具合や状態を見ながら、翌日以降に1錠ずつ増量または減量してください。
増量する場合も、最大量以上には服用しないでください。服用から排便するまでの時間は個人差がありますが、早い人では1~2時間後には効果があらわれます。
副作用
スラーリア便秘薬は副作用の少ないお薬ですが、まれに、激しい腹痛や吐き気、嘔吐、強い眠気、立ちくらみ、意識がうすれる、脈が遅くなる、息苦しい、筋力の低下する、口が渇くといった症状が出ることがあります。
これらの症状は副作用の可能性がありますので、その場合は服用を中止して医師や薬剤師または登録販売者に相談するようにしましょう。
まとめ
便秘でお腹がポッコリしているのはイヤですよね。お腹は苦しいし、肌トラブルは増えるし、できれば毎日スッキリ出したいものです。スラーリア便秘薬は、そんな便秘の不快な状態をすばやく改善します。
便秘薬を使って排便すると、薬を飲まないと排便できなくなるんじゃないかと心配する人がいますが、スラーリア便秘薬は習慣性になりにくいお薬なので、安心して服用できます。