痛い口内炎!食事の時しみたりして、嫌ですね。口内炎は、できるだけ早く治したいものです。今回は、口内炎の治療によく用いられるケナログA軟膏で治すための効果的な方法をご紹介します。
目次
ケナログA軟膏とは
ケナログA軟膏の成分は、トリア厶シノロンアセトニドというステロイドホルモンです。炎症を抑えて、口内炎の痛みなどの症状を改善します。ケナログA軟膏は、口の中に塗っても問題のない口腔用の軟膏です。
また、ケナログA軟膏については、こちらの記事でも詳しく紹介しています。
ケナログA軟膏使用時の注意点
次のような症状の口内炎には、症状が悪化する恐れがありますので、使用前に医師や薬剤師に相談しましょう。
- 米粒大〜小豆大の水疱のある口内炎の場合、さらに口唇やその他の皮膚にも水疱を伴う発疹がある場合はウイルス感染症が疑われます。
- 発熱、全身倦怠感、リンパ節の腫れや食欲不振などの全身症状が伴う場合は、ウイルス感染症が疑われます。
- 患部に黄色い膿がある場合は細菌感染症が疑われます。
- ガーゼ等で拭うと簡単に剥がれる白斑が口腔内全体に広がっている場合は、カンジタ感染症が疑われます。
- 歯槽膿漏や歯肉炎などの口腔内感染症がある場合。
また、1日〜2日使用して症状が悪化したり、5日間使用しても症状に改善が見られない場合は、使用を中止して、医師の診察を受けましょう。
効果的な方法
がんばって軟膏を塗るんだけど、毎回、軟膏が滑って上手く患部に塗れないってことありますよね。そんなお悩みも解決する効果的な方法をご紹介します。
手を洗う
まず、手を洗って指先をきれいにしましょう。
口の中を清潔にする
うがいや歯みがきをして、口の中を清潔にしましょう。歯磨き粉や洗口剤を使用する場合は、刺激の少ないものにしましょう。刺激の強いものは、口内炎の痛みが出る事があるので避けましょう。
患部を軽く乾燥させる
口内炎の患部が唾液で濡れていると、軟膏が滑って上手く患部につかないため、患部の水分をティッシュで軽く拭きます。乾燥させ過ぎてもつかなくなるため、軽くがポイントです。
ケナログA軟膏は患部に覆うようにつける
指先または、綿棒にケナログを患部を覆うだけの量をとり、患部のまわりから患部を覆うようにつけます。
つけた後は30分飲食しない
軟膏が患部に浸透するように、つけた後30分は飲食を控えましょう。舌で触ったりしないように気をつけましょう。軟膏は自然に溶けてなくなります。
1日4回、毎食後と寝る前につける
用法は、1日数回のため、この方法で1日4回、毎食後と寝る前につけると良いですね。
まとめ
ケナログA軟膏を効果的につけて、痛い口内炎を早期に治しましょう。ケナログA軟膏をつけても、改善が見られない場合は、歯医者または内科を受診し、診てもらいましょう。