あなたは帯状疱疹にかかったことがありますか?帯状疱疹というと、年配の方がなるイメージをもっているかもしれません。しかし、今や若い人でも発症する帯状疱疹。そこで、今回は、帯状疱疹の痛みの期間はどれくらいかやピークはいつ頃かについてまとめていきます。
帯状疱疹とは
そもそも帯状疱疹とはどのような状態を指すのでしょうか。帯状疱疹は、水ぼうそうになったことがある人ならば、ほとんどの方がかかる可能性があります。というのも、原因となるウイルスが水ぼうそうと同じだからです。
小さい頃に水ぼうそうを経験したという方も少なくないと思います。「あの時は大変だったみたいだけど、もう治ったし…」と思っている方!実は、当時あった水ぼうそうは完全には消えずに体内に残り、再び肌表面に現れる機会をうかがっているのです。
水ぼうそうの原因ウイルスは、大人になってもストレスや過労、加齢、他の病気の発症など、免疫力の低下とともに帯状疱疹として現れます。この現れ方が帯状になっているためこの名がつけられています。
痛みがあることも?
では、次に帯状疱疹の症状を見ていきましょう。帯状疱疹になると、初めにチクチク・ピリピリとした痛みを感じます。これは、昔かかった水ぼうそうのウイルスが、神経の下に潜んでおり、免疫力の低下など何かのきっかけを境に動き出すためです。そして、この時に神経を傷つけながら移動するために痛みを感じると言われています。
期間やピークは?
では、この痛みはどれくらいの期間続くのでしょうか。水ぼうそうと同じウイルスが目覚めてから移動を初め、痛みを感じてから約1週間~10日ほどで治まることが多いようです。
チクチクとした痛みを感じ始めてから数日経った頃、特徴的な発疹や水ぶくれが出てきます。そして、この状態がさらに進むと、帯状に湿疹がはっきりと出てきます。
したがって、帯状疱疹という名前が付いていても、最初から帯状に出るわけではありません。しかし、対処としては、チクチクとした痛みを感じ始めてから3日以内を目安に治療を開始するのが効果的だとされています。
まとめ
あまりなじみのない方もいる、帯状疱疹ですが、昨今のストレス社会のあおりを受け、加齢に伴う病気ではなくなってきています。綺麗に早く治すためには早期の治療が要です。肌表面に何もなくても長時間チクチクという痛みを感じ始めたら、早めに皮膚科の診察を受けることをオススメします。