みなさんはきちんと足の爪のケアをされていますか?夏になるとサンダルを履く機会も増えますが、素敵なサンダルを履きたくても、足の爪のトラブルに悩んでいる方は爪を露出するサンダルを履くことに躊躇していることが多いものです。
是非夏までには綺麗な爪を手に入れたいですね。原因を知ることで適切な対処法を知ることができます。今回は、一番足の爪のトラブルで多い巻き爪の原因について見ていきます。
爪の切り方によるもの
スクエアオフという切り方がありますが、文字通り「スクエア(四角形)」に切ることです。
深爪になったり、両端を短くカットして三角形になったりするような切り方は巻き爪の原因となります。足の爪の両脇には汚れが溜まりやすいのでつい深く両脇を切ってしまいがちです。
その部分の爪を切ることでまわりの皮膚が盛り上がり巻き爪となります。爪を切るのはお風呂上りがいいでしょう。爪が柔らかくなっており、皮膚にダメージを与えずに切ることができるからです。
足にフィットしていない靴によるもの
つま先が圧迫されるつま先が細くなっているハイヒールはもとより、サイズの大きすぎるぶかぶかの靴や、柔らかすぎる靴も足指にかかる圧力が偏ってしまい巻き爪の原因となります。
シューフィッターのいる靴屋さんで足にフィットした靴を選んでもらうのがお勧めです。またつま先に金属が入っている安全靴も爪に均等に圧力が偏ってしまうことが多いので巻き爪の原因になり得ます。
運動によるもの
運動不足による体重の増加も、つま先に過度の圧力がかかり巻き爪の原因となります。一番基本的な運動は歩くことです。
ただし、歩くこと自体は健康増進に効果的ですが、歩き方に問題がある場合もありますので、足裏全体に圧がかかるような歩き方を心がけるとよいでしょう。
その際、靴底の減り方をみて外側だけすり減っていないかを確認することで正しい歩き方をしているか確認できます。
足裏、足の指すべてに均等に適度な圧力をかけて歩くように心がけることで、巻き爪の防止になります。また、つま先に過度の圧力がかかるサッカーやバレーといったスポーツも巻き爪の原因となることがあります。
遺伝的要因によるもの
巻き爪自体が遺伝するというケースはほとんどありません。巻き爪になりやすい形質が遺伝した結果巻き爪になるのです。具体的には爪が柔らかすぎたり、薄すぎたりといった爪の形質がと巻き爪になりやすいと言えます。
加齢によるもの
爪はもともと水分が少ない部分です。加齢により爪が厚くなっていくことで、もともと水分が少ないところに十分な水分が行き届かなくなり乾燥しがちになっていきます。その結果、爪が収縮して湾曲し、皮膚に食い込んでいくことで巻き爪となることがあります。
まとめ
以上巻き爪の原因についてみてきましたが、爪が完全に生え変わるには一年かかりますので、少しでも爪のことで悩んでいるなら早めに対策をとっておく必要があります。
手の爪に比べ、足の爪のケアは怠りがちですが、普段から他人の目には見えない部分こそ細心のケアをこころがけることで自分自身に自信をもてるようになります。