頭痛薬の副作用によって、他の恐ろしい病気を併発したり、恐ろしい症状が出たりすることがあります。ここでは、そんな頭痛薬の副作用についてまとめていきます。もし、ここで紹介したような症状が見られたら、直ちに病院へ行くようにしてください。
使用上の注意点
空腹時や体内にアルコールが残っている場合には、頭痛薬の服用を避けましょう。
服用を3日続けたら、一旦やめるようにしてください。それ以上服用したい場合は、自分で判断せずに医師に相談するようにしてください。
頭痛薬を使いすぎたり慣れてしまうと、やがて、薬物乱用頭痛という副作用の症状が現れ、以前利いた薬が利かなくなります。
副作用一覧
頭痛薬には、以下のような副作用が見られます。
- 吐き気
- 眠気
- 下痢
- しびれ
- 白髪
- 口内炎
- 動悸
頭痛薬を服用すると、プロスタグランジンという痛みの元となる成分の生成を抑え、痛みを鎮めます。
ですが、その反面、胃酸から胃壁を守っている胃の粘液の分泌が減少してしまい、刺激を受けやすくなり、痛みや吐き気の症状が現れてしまうのです。
副作用の少ない薬
頭痛薬は、各々副作用があります。服用する人の体質や頭痛の原因などに個人差があるので、どの薬が副作用が少ないかは、一概には言えません。
しかし、塩野義製薬の「セデス」は、子供7歳以上から服用可能なため、比較的副作用が少ないと言われています。
頭痛の原因
一般に頭痛の原因は、次の2つが考えられています。
一次性頭痛
頭部や首周辺の筋肉が緊張したり、頭部の血管が拡張することで起きます。繰り返し起こることもあります。
二次性頭痛
脳腫瘍やクモ膜下出血などの病気が原因で併発される頭痛で、高熱や手足の痺れ、嘔吐といった症状が現れます。
頭痛薬以外での対処法
ズキズキ頭が痛む場合は、アイスノンや冷たいタオルで痛む箇所や、脳の血管が沢山ある首の後ろ辺りを冷やしましょう。
しかし、肩こりや目の疲れを感じる場合は、逆に蒸しタオルなどでその箇所を温めると、痛みが和らぎます。
また、日頃の仕事で目を使いすぎないことも大事です。パソコンの作業が長時間続く場合は、1時間に10分は休憩をとるようにしてください。
まとめ
バランスの摂れた食事や適宜な運動、充分な睡眠、こまめな水分補給などで頭痛は解消されるのですが、とは言っても、一番重要なのは日常生活で明るい前向きな考え方を持つということです。ですので、日頃から物事をポジティブに捉えるようにしてみましょう。