皮膚が敏感な人はアクセサリーや洋服の生地によってかぶれたり発赤や湿疹を起こすことがあります。特にデリケートな肌の赤ちゃんなどは肌のトラブルが起きやすので注意が必要です。また湿疹やかぶれに伴い痒みが出ると掻き壊して炎症や化膿の原因になります。
このような皮膚症状は発赤や湿疹が出た時点で塗布すれば症状の悪化を防ぐことができ、肌の回復も早まります。今回は、レスタミンコーワパウダークリームの効果や副作用について説明します。
効果
レスタミンコーワパウダークリームは3つの有効成分が入った鎮痒消炎剤のクリームです。あせもやかぶれ、湿疹、痒み、ただれ、皮膚炎、蕁麻疹、虫刺され、しもやけ等に効果のある塗り薬です。
抗ヒスタミンのジフェンヒドラミン塩酸塩は痒みや湿疹の原因となるヒスタミンの働きを阻害して症状を緩和します。
グリチルレチン酸はあせもやかぶれ、ただれ等の皮膚の炎症を抑える作用があり、酸化亜鉛は収れん、皮膚の保護作用があり、皮膚の表面を乾燥させて皮膚の回復を助けてくれる働きがあります。
伸びが良いクリームで、塗る時の摩擦が少なくてすむため赤ちゃんの肌にも安心して使用することができます。1日数回適量を塗布すれば皮膚の症状が治まり効果が実感できるでしょう。湿疹や発赤などが現れた時に使用すれば掻き壊すことなく皮膚の回復が早まります。
副作用
どの様な薬でも副作用の出現には注意しなければなりません。レスタミンコーワパウダークリームの主な副作用は、発赤、発疹、痒み、腫れなどの皮膚症状になります。
この様な皮膚症状が見られた時は薬が合っていない可能性があるので医師や薬剤師に相談するようにしましょう。また薬剤アレルギーのある方やただれがあったり、患部が化膿している場合は医師の指示に従い使用するようにして下さい。
約1週間ほど使用しても症状が改善されないときは医師の診察を受けるか、薬剤師に相談するようにして下さい。使用する際はレスタミンコーワパウダークリームが目に入らないように注意しましょう。
万が一目に入った場合は水やぬるま湯で洗い流すようにします。目の症状が悪化するような時は早めに眼科医を受診するようにして下さい。
まとめ
レスタミンコーワパウダークリームは痒みや湿疹など皮膚の症状を改善してくれるクリームです。赤ちゃんの皮膚はデリケートな為、少しの刺激でも皮膚のトラブルが起きてしまいます。
あせもなど湿疹を見つけたら掻き壊してしまう前にレスタミンコーワパウダークリームを塗布して症状が悪化するのを防ぎましょう。早めの対応で皮膚の状態を元に戻しましょう。