目は外部にさらされているため様々な刺激を受けます。花粉やホコリ、紫外線、パソコンでの作業などでは目の痒みや充血、眼精疲労など症状が現れます。
症状がある時に早めに目薬で対処することで改善することがあります。今回は、数ある目薬の中からオプターナ黄粋目薬の効果や副作用について解説します。
効果
オプターナ黄粋目薬は生薬由来の成分を配合した目薬です。6つの有効成分の働きで、以下のような症状に効果を発揮します。
- 目の疲れや目の痒み
- 結膜充血
- 目のかすみ(目やにの多いときなど)
- 紫外線などによる眼炎(雪目など)
- ハードコンタクトレンズを装着しているときの不快感
- 水泳の後や、ほこりや汗が目に入ったときなどの眼病予防
- 眼瞼炎(まぶたのただれ)
有効成分の塩酸テトラヒドロゾリンは血管を収縮させる作用があり、目の充血を取り除いてくれます。ベルベリン硫酸塩水和物は生薬由来の成分で抗炎症作用で目の痒みや充血など炎症を抑えてくれます。
グリチルリチン酸二カリウムは生薬の甘草由来の成分でベルベリン硫酸塩水和物同様に抗炎症作用で痒みや炎症など目の諸症状を鎮めてくれます。クロルフェニラミンマレイン酸塩は抗ヒスタミン作用でアレルギーの原因となるヒスタミン受容体に働きかけ、目の痒みなどを抑えてくれます。
L-アスパラギン酸マグネシウム・カリウムはアミノ酸のひとつで目に栄養を補い疲れた目に効果を発揮します。コンドロイチン硫酸エステルナトリウムは角膜を保護する作用があり、目の機能を回復するのに役立ちます。l-メントールを配合し疲れた目に爽やかなさし心地です。
使用方法としては、1日3~6回を1回1~3滴点眼することで目の諸症状が改善されるでしょう。
副作用
目薬などは副作用が出ることがほとんどありませんが、注意事項を守って使用して下さい。
主な副作用には、皮膚の発赤や発疹、痒み、目の充血、腫れ、痒みなどがあります。このような症状が見られたら使用を中止して医師や薬剤師に相談するようにして下さい。
眼科医による治療を受けている方や目に強い痛みがある方は医師の指示に従い使用しましょう。また、緑内障と診断された方は配合されている成分により眼圧が上昇する恐れがあるため医師や薬剤師に相談してから使用することをお勧めします。
目のかすみが改善されないときは他に病気が原因の可能性もあるので眼科を受診するようにして下さい。薬剤アレルギーのある方や5日〜6日間使用しても症状の改善が見られないときは使用を中止して医師や薬剤師に相談して下さい。
まとめ
オプターナ黄粋目薬は生薬由来の成分を配合した目薬です。目は日常から外的刺激を受ける為、様々な症状を発症することがあります。
「目の調子がいつもと違うな」と思った時に使用すれば早めに改善することがありますが、症状が改善しないときは早めに眼科を受診するようにして下さい。