風邪をひいたり妊娠中などは栄養のバランスが崩れ、更に体力が低下した状態で病気にかかりやすくなります。
体力を維持するには栄養バランスの良い食事や適度な運動が効果的ですが、虚弱体質の方は内服薬などで健康を維持することができます。
レバウルソはビタミンを含む製剤で、妊娠中や風邪などにより体力が消耗した時に内服すると効果が得られます。今回は、そんなレバウルソの効果や副作用について解説します。
効果
レバウルソは、3つの有効成分を含んだビタミン含有保健薬のお薬で、滋養強壮や虚弱体質、肉体疲労、病中病後、食欲不振、栄養障害、発熱性消耗性疾患、妊娠授乳期などの場合の栄養補給などに効果を発揮します。
有効成分の肝臓水解物はブタの肝臓を原料として肝臓の新陳代謝を高めることにより、滋養強壮などに効果を現します。ウルソデオキシコール酸は肝臓に働きかけると共に胆汁の分泌を促し、脂肪の吸収を助ける役割があります。
リボフラビンはビタミンB2の成分でタンパク質や炭水化物、脂質などのエネルギー代謝に役立ち、身体の調子を整えて体に健康を維持する働きがあります。
レバーにはビタミンAやビタミンB群、鉄やミネラル成分などバランスよく含まれ、栄養素をエキスとして凝縮することで吸収率が高まり効果が期待できます。
疲れやすい方や妊娠中、授乳中の方など体力が低下した時に内服すると効果が実感できるでしょう。また、15歳以上から内服可能で、1回3錠を1日2回朝と夜に内服することで効果が得られるでしょう。
副作用
レバウルソは、レバーやビタミン成分を主成分とするため副作用が見られることはほとんどありません。
ただし、薬剤アレルギーのある方や薬などで喘息を起こしたことがある方は医師や薬剤師に相談してから内服して下さい。また、持病があり、医師の治療を受けている方も医師の指示に従い内服しましょう。
妊娠中や妊娠の可能性のある方などは医師や薬剤師に相談してから内服すると安心です。レバウルソは安全性が高く、副作用が少ない製剤と言えます。
しばらく内服しても効果が得られないときは他の病気の可能性も考えられますので、医師の診察を受けるようにして下さい。
まとめ
レバウルソは虚弱体質や病中・病後など体力が消耗した時に内服すると効果が得られます。病気になると食欲が減退して栄養補給が摂取できなくなるためレバウルソのようなビタミン薬を飲むと良いでしょう。また、栄養補給はビタミン製剤のみに頼るのではなく日常の食事からも摂取するようにして下さい。