髪の抜け毛は男性に限らず出産や育児などでホルモンバランスが崩れやすい女性にも起こりやすい症状です。食事内容に気をつけたりストレスを溜めないような生活を心がけることが大切ですが、育毛剤などを使用するのも効果があります。今回は、カロヤンプログレOの効果や副作用について解説します。
効果
カロヤンプログレGLは、7つの有効成分を配合した脂性肌用の発毛・養毛薬で、若はげ(壮年性脱毛症)、円形脱毛症、びまん性脱毛症、粃糠性脱毛症、発毛促進、育毛、脱毛(抜毛)の予防、薄毛の他にふけ、かゆみ病後・産後の脱毛に効果を発揮します。
有効成分のカルプロニウム塩化物水和物は頭皮の血行を促進して発毛を促進して抜け毛を予防します。チクセツニンジンチンキは生薬の成分で毛根に存在する毛乳頭細胞の働きを活発にして発毛を促します。
カシュウチンキは皮膚の脂質量を低下させ、頭皮の脂肪量を下げることで抜け毛を予防する効果があり、ピリドキシン塩酸塩は過剰になった皮脂の分泌を抑えてくれる働きがあります。
パントテニールエチルエーテルは頭皮や髪の毛の健康を維持する役割があります。ヒノキチオールは優れた殺菌効果がある成分で皮膚の傷の収斂(しゅうれん)作用のほか、フケや痒みを抑えてくれます。
薬用成分の他にチクセツニンジンチンキやカシュウチンキなどの生薬も配合され頭皮の血行を促しながら髪の発毛を促進してくれます。l-メントールを配合して爽やかな使用感になっています。
1日2~3回、適量を頭髪地肌にすりこみ、軽くマッサージすることで血行が促進され徐々に髪の毛が生えてくるでしょう。
副作用
発毛養育剤は副作用は比較的少ないですが、注意事項を守って使用しましょう。
主な副作用は、頭皮の発疹や発赤、痒み、腫れ等の他に全身性の発汗、発汗に伴う寒気、ふるえ、吐き気などです。また、刺激痛や局所発汗、熱感等の症状が強い時や症状が持続するような時は使用を中止して医師や薬剤師に相談するようにして下さい。
頭皮に傷や湿疹がある部分に使用すると副作用に繋がったり、症状が悪化する可能性がありますので、この様な部分を避けて使用するようにしましょう。
頭皮以外に使用すると副作用に繋がるので頭皮以外には使用しないようにします。目に混入した場合は水やぬるま湯で洗い流しますが、症状が悪化するような時は眼科を受診するようにして下さい。
他の薬剤や化粧品などでアレルギー症状を起こしたことがある方は医師や薬剤師に相談してから使用しましょう。
まとめ
カロヤンプログレGLは脂性肌に最適な処方の発毛・養毛薬です。育毛剤には様々な種類がありますが、肌質に合った育毛剤を選ぶようにして下さい。
ストレスなどは体に悪影響を及ぼすので、十分な睡眠や好きな趣味を楽しむようにしましょう。また、栄養バランスの摂れた食事や頭皮や頭髪に効果的な食品を摂取するなど食事も工夫しましょう。